ニュージーランドドル

【2019年版】NZドル(FX)の為替変動要因を紹介【3つある】

困っている人
困っている人

他人の設定を完コピしてトラリピやトライオートFXでNZドルを選んだけど、特徴をよくわかってないな…。

FX初心者で難しいことはよく分からないから、簡単に解説してくれる記事はないかな…。

上記のような悩みを解決していきます。

 

この記事の想定読者

  • NZドルをよく分からずに自動売買を始めた人
  • NZドルの変動要因が分からなくてなんとなく不安な人
  • FX初心者で勉強したい人

上記の通りです。

 

この記事では『2019年版でNZドルの為替変動要因』を書いていきます。

FXを始めたばかりだと、なぜ為替変動が起こるのか、分かりづらいですよね。

この記事を読み終えれば自動売買でFXを始めたような方にも、NZの変動要因が分かるようになりますよ。

 

【2019年】NZドル(FX)の為替変動要因は大きく3つ!

 

NZドルの為替変動要因は、大きく分けて3つになります。

NZドルの為替変動要因

  1. オーストラリア・中国の影響
  2. 商品価格(コモディティ)の影響
  3. RBNZによる金利政策

上記の3つです。

もっと細かくみていくと、テクニカル面での変動等もありますが、今回はファンダメンタルズ面で見ていきます(`・ω・´)!

 

NZドルの変動要因1 : オーストラリア・中国の影響

NZドルが変動する要因の1つ目が、オーストラリアや中国による影響です。

 

オーストラリアによる影響

 

ニュージーランドドルは、隣国であるオーストラリアの通貨(豪ドル)と強い相関があります。

つまり、豪ドルが値上げすると、NZドルも値上げする傾向があります。

 

「NZドル/円」と「豪ドル/円」で確認

実際に、NZドル/円と豪ドル/円の動きをグラフで見てみます。

下の画像は、過去5年間の月足チャートを、6ヶ月ごとに取ったNZドル/円と豪ドル/円のグラフです。

グラフを見ると分かりますが、豪ドルが上がる傾向があれば、NZドルも上がる傾向にあります。

なので、NZドルと豪ドルには強い相関があると言えそうです。

 

オーストラリアとニュージーランドは、地理的にも近く、経済的にも強い結びつきがあります。

Google Mapより

オーストラリアが好景気であれば、ニュージーランドも好景気になる傾向があります。

 

ここまでをまとめると、

NZドルは豪ドルと強い相関がある!

ということになります。

 

中国による影響

 

NZドルは、中国経済からも強い影響を受けます。

なぜならニュージーランドの貿易輸出入の割合で、中国の比率が最も高いからです。

 

そもそもなのですが、ニュージーランド経済は、輸出入(貿易)の依存度が非常に高いです。

どのくらい貿易に依存しているのかと言うと、ニュージーランドGDPの約70%を占めています。

 

外務省が公開しているニュージーランドの国別輸出入先データを見てみると、下のような結果になっています。

(1)NZからの輸出
  中国(21%),豪州(17%),米国(11%),日本(6%

 

(2)NZへの輸入
  中国(20%),豪州(12%),米国(11%),日本(7%)

(2017年暫定値,NZ統計局)

 

輸出入の多いニュージーランド経済で、中国の占める割合が約20%もあります。

なのでニュージーランドドルは、中国の経済に左右されやすいという特徴があります。

 

景気が悪くなれば、中国側は買う量(輸入)を減らしたりするからですね。

 

ここまでをまとめると、

NZドルは、中国経済に影響を受ける!

 

ということになります。

 

また、NZドルと非常に似た動きをする豪ドルも、中国経済に強い影響を受けます。

 

外務省が公開しているオーストラリアの国別輸出入先データを見てみると、下のような結果になっています。

(1)オーストラリアからの輸出
  中国(28.3%),日本(11.7%),米国(6.3%)

 

(2)オーストラリアへの輸入
  中国(18.1%),米国(12.7%),日本(6.6%)

(2016年暦年、財・サービス、出典:外務貿易省統計)

 

オーストラリアは、中国への輸出が約30%あるため、ニュージーランドと同様に中国経済に強い影響を受けます。

 

つまり、NZドルも豪ドルも中国経済の影響を受けやすいということになります。

 

NZドルの変動要因1 : まとめ

 

ここまでのことをまとめると、下記のとおり。

  • NZドルはオーストラリアの影響を受けやすい
  • NZドルは中国経済の影響を受けやすい
  • 豪ドルも中国経済の影響を受けやすい

上記のとおりです。

ここまで把握したら、あと2つの変動要因もチェックしましょう(`・ω・´)!

 

NZドルの変動要因2 : 商品価格(コモディティ)に連動した通貨

NZドルは、商品価格(コモディティ)に連動した通貨です。

ニュージーランド経済は、輸出入の依存度が高いため、輸出入するモノの価格の影響も強く受けます。

 

外務省が公開しているニュージーランドの輸出入品目を見てみると、下記のとおりです。

(1)NZからの輸出
  酪農製品(25.2%)食肉(14.2%),木材(10.3%)

 

(2)NZへの輸入
  機械類(21.8%),自動車(13.6%),鉱物燃料(8.6%)

(2016年NZ統計局) 

 

ニュージーランドの輸出割合を見てみると、酪農製品と食肉が合計約40%になる農業国です。

 

乳製品価格の影響は特に受けやすい

酪農製品などで輸出の約40%を占めているので、乳製品価格の影響は特に受けやすいのが、NZドルの特徴です。

 

過去5年間のGDT(Global Dairy Trade)による乳製品の国際入札価格と、NZドルを比較したグラフで確認してみます。

GDT物価指数は、乳製品の国際入札価格を元に計算した値です。

グラフを見てみると、NZドルとGDT物価指数は2014年1月からは似たような動きをしていることが分かります。

乳製品の入札価格が下がると、NZドルも下がる傾向が確認できるかと思います。

 

2016年ごろになると、より乳製品との相関が見られるようになりました。

数年前までは乳製品の価格を気にする人がいなかったのですが、グラフの通りで、強い相関が見られます。

 

ここまでをまとめると、

NZドルは乳製品の価格と連動した動きをする!

ということになります。

 

ちなみに、ニュージーランドを代表する乳製品メーカーに「フォンテラ」があります。

最近では、中国の消費需要の落ち込みから、フォンテラの乳製品の価格が下落傾向にあります。

その結果、NZドルにも影響を与えています。

 

補足 : 豪ドルは天然資源の影響を受ける

NZドルと似たような為替の動きをする豪ドルは、天然資源(原油、金など)に強い影響をうけます。

 

ニュージーランドの天然資源の輸出は、原油も金も約1%なのでオーストラリアほどではありません。

しかし、NZドルは豪ドルと連動性があるので、天然資源の価格にも注意が必要です。

 

ここまでをまとめると、下記のとおり。

  • NZドルは乳製品の価格変動に影響を受けやすい
  • 乳製品だけでなく、天然資源の価格変動も注意セヨ!

上記の通りです。

とにかく商品価格の変動には注意が必要です。

 

NZドルの変動要因3 : RBNZによる金利政策

NZドルが変動する要因の3つ目が、RBNZ(ニュージーランド準備銀行)による金利政策です。

2019年5月時点で、ニュージーランドの政策金利は1.50%です。

 

ニュージーランドの金利は、新興国(中国やメキシコなど)を除けば、世界3位の高金利通貨なんです。

主要国の政策金利(新興国など除く)

  • 米国 : 2.50%
  • カナダ : 1.75%
  • 豪州, NZ : 1.50%
  • 英国 : 0.75%
  • 日本 : 0.10%
  • 欧州 : 0.00%

上記の通りです。

この政策金利がどのように影響してくるのか詳しく見ていきます。

 

金利が上がれば、NZドルが上がる

 

ニュージーランドの金利が上がると、NZドルも上がります。

なぜニュージーランドの金利が上がると、NZドルも上がるのかというと、NZドルを買いたい人が増えるからです。

 

いわゆる金利差収入(スワップポイント)で、金利が高いともらえるお金が多くなります。

政策金利とNZドルのグラフを確認

実際にニュージーランドの政策金利と、NZドルの為替変動を確認してみると、下記のとおり。

 

ニュージーランドの政策金利の動きと、NZドルの動きが非常に似ていることが分かるかと思います。

ちなみに、この政策金利はRBNZ(ニュージーランド準備銀行)が年8回おこなう政策会合で決まります。

 

ここまでをまとめると、

政策金利が上がると、NZドルも上がる!

ということになります。

 

キャリートレードで人気

 

NZドルは、キャリートレードで人気な通貨になります。

キャリートレード

金利の低い通貨で調達した資金を、金利の高い通貨に交換して、この金利差収入を稼ぐ取引。

 

つまり分かりやすくいうと、スワップ投資です。

金利差で稼ぐわけなので、交換するための通貨には、金利が高い通貨が人気になるわけです。

そこで、思い出して欲しいのが、NZドルは世界で2位の高金利でした。

しかもニュージーランドは、トルコなどの高金利な他国ほど、経済的に不安定ではありません。

 

実際に、S&P(スタンダード&プアーズ)の格付けでは「AA+」と評価されているため、安定的だと考えられます。

 

上記のような理由があって、NZドルはキャリートレードで人気の通貨になります。

 

キャリートレードとNZドル変動の早見

  • キャリートレードブーム : NZドルが上昇傾向になる
  • 他国が利上げする(NZより魅力的な通貨が増える) : NZドルが下落する
  • ニュージーランドの金利が下がる : NZドルが下落する

 

ここまでをまとめると、

NZドルは、キャリートレードで人気の通貨!

ということになります。

 

補足 : 流動性が低い

 

NZドルは流動性が低い通貨です。

もっと簡潔に言うと、NZドルは出回っている数が少ないです。

 

だからなんだと思われる方もいると思うのですが、流動性が少ないと言うことは値動きが激しいということです。

なので高金利だからと言って、ポジションの持ちすぎには注意が必要です。

 

NZドルの変動要因3 : まとめ

 

ここまでをまとめると、下記のとおりです。

  • ニュージーランドの金利が上がれば、NZドルが上がる
  • キャリートレードブーム時に、NZドルが上がる
  • 流動性が低いので、ポジションの持ちすぎに注意

 

NZドルの変動要因【まとめ】

 

NZドルの為替変動要因は、大きく分けると3つあって、下記のとおりでした。

 

NZドルの為替変動要因

  1. オーストラリア・中国の影響
  2. 商品価格(コモディティ)の影響
  3. RBNZによる金利政策

上記の3つですね。

 

ニュージーランドルであれば、スワップ狙いというよりかは、自動売買FXで投資する方が多いかと思います。

今回紹介した為替変動要因は「自動売買をやっているけど、なぜ一気に下落したのか分からない」場合に役立つかと思います(`・ω・´)!

 

いくら自動売買とは言えど、ノー勉は不安ですからね。

ブックマークしつつ、何回か復習してみるのが良いかと思いますよ。

 

それでは良い投資ライフを(`・ω・´)!

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